1 メーウーキ (穀物樽)
 精白した米を入れておく容器です、大きないぬまきの木をくりぬいてその後で底に板をはめこむ、蓋を作り紐で吊り下げるようにしてある。
2 カーミ (甕)  
 カーミには、五枡甕、壱斗甕、二斗甕、五斗甕などがあり、泡盛を入れたり、米、豆、麦、粟、味噌や油等の貯蔵に使っていた。
 口のふたは木を加工して作ったり、おわんを布で巻いてふたをした。
3 古我知焼 (壺) 
 スーチキガーミ、豚肉類や、魚、貝類などを塩付けに使った壷で17世紀ごろの壷である。
4 サキガーミ (酒壺) 
 琉球の南方貿易は15世紀頃に察度王によって開かれたとされている。この南蛮ガメは、タイ国(シャム)と交易していたころ、シャムの酒を入れて輸入したものと言う「南蛮焼」とも言い琉球の泡盛と酒ガメの元祖は(タイ国)シャムと言われている。
5 サギゾーキ (フタティール)
 柄の付いたこの籠は、明治以降に作られるようになった、籠の底には床などに下ろすときのため竹の輪をつけてあります。 用途は、食料を保存するための用具で、煮芋、ゆでタコ、アンダーギー、などごちそうを入れていた。 サギゾーキに食べ物が入っている限り、その周囲には子供の笑いがあった。 風通しのよい所に吊り下げて、食べ物を保存した。竹で編まれているので風通しがよくなま物が長持ちする、吊り下げることで蟻やねずみから食べ物を守ることができたし、ふたが付いているので、ハエをふさぐことができた。
現物有り 6 ハイチョウ (蝿帳)
 戦前のハイチョウです,昭和40年頃まで、冷蔵庫が各戸に普及していない頃まで使われていた、なま物を入れてハエなどが入らないように、又,風通しを良くして物を腐りにくいよぅにした。
7 高倉 (模型) 
 穀物を貯蔵する倉です床を思いきり高く上げ通風をよくし湿気を防ぎ、また柱の上部に「ねずみ返し」の板をはめこむなど、穀物の保存に工夫がなされています柱は円形で、建物の大きさによって4本6本、9本などとし、その上に床をつくり、寄棟の屋根をかけてあり、屋根は茅葺または竹葺を使っています。
その他に数種類あり、数百点現有している

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05 食品貯蔵具
  おけ類、かご類、つぼ類、かめ類、瓶類などがあり、 重に食料や、
穀物の種類、瓜類や、野菜類、酒類などを貯蔵した。