1 ハカイ (さお秤) 
 小型の竿秤で竿が水平になるまで分銅を左右に移動させて、竿のメモリによって物の重さをはかります。
 商人が各家庭をまわって肉や魚などを売ったりしていた。 さおはかりには、斤秤、匁秤、貫秤、キロ秤がある
現物有る 2 チンドゥー (竿秤)
 大型の竿秤で生きた豚や山羊などをよく計った、三人がかりで秤の取っ手に棒をいれて二人で担ぎ、ひとりは分銅を左右に移動させ、さおのメモリによってものを計った。
3 マーシ (枡 マス)
 主に穀物や酒、油などを計量する道具です。
(五勺枡)グサーク 中ームイ ・  (一合枡は)ナカムイ・ (二合枡)ニンゴー 中ムイ ・  (五合枡)チーガ ・  (一升枡は)チョーバン ・ (五升枡) ? ? ? ・  (一斗枡)トーと言います。
 豊富秀吉の定めた京判の枡を, 島津氏が沖縄にも使用統一させたとのことである。
4 トーカチ
 米を枡で計るとき、切り枡といって枡の面を平らにして計るときに使う竹である。
 米寿の祝いをトーカチウユーエーと言う、 米すなわち八十八を斗掻きで掻きならすことに縁をつけたものである。
5 スルバン (そろばん) 
 沖縄ではソロバンがないころにわら算が使われていた、暮らしの知恵で生活の必要上わら算を考え出し役目をする計算用と数量等の記録する役目のものがあった、明治の頃まで使われていた。
 中国から上二玉下五玉が入り、それから上一玉下五玉が出回り、現在は上一玉下四玉である。
   < 一覧へ戻る >
その他に数種類あり、数十点現有展示中

 < 一覧へ戻る >

14 交易用具
  枡類、秤類トーカキ、ソロバンなどがある。