全国フォレックスジャパン投資家救済の会第1回総会議事録


1 日 時 平成16年8月7日(土)午後2時から4時

2 場 所 沖縄県那覇市旭町7番地 サザンプラザ海邦 4階大ホール

3 出席者 会員総数4057人(全投資家の81%)

 出席会員1214人(全会員の30%)

 内訳  直接来場132人 当日会員による代理出席95人 委任状出席987人

司会者島袋朝順氏の開会挨拶、弁団長川満敏氏の挨拶、会長大城純市氏の挨拶があり、続いて議長に会長が選任され、議事録署名人として田島修氏、岡田洋氏を指名したあと、下記の議案について報告、説明、承認が順次行われた。


第1号議案 これまでの当会の活動状況の報告

弁護団仲宗根忠真氏より概要次のとおり報告。

  • 平成15年12月23日  当会結成。邱弁護士らによる台湾警察での刑事告訴吸収。
  • 平成16年1月29日   フォレックスジャパンより当会が引き継いだ3割返金作業費及び
  •                   真相解明調査活動費として同社から5075万円受領。
  • 平成16年2月23日   同意書に署名せず1562人分の3割一括送金に成功。
  • 平成16年3月25日   沖縄県警や警視庁に許田宏らを刑事告訴。
  • 平成16年4月以降    台湾や香港などでの調査、捜査機関への要請を本格実施。
  • 平成16年4月21日   フォレックスジャパン破産宣告を受け債権届出手続等支援。
  • 平成16年6月7日    破産管財人(与世田弁護士)が5075万円の否認訴訟提起。
  • 平成16年6月16日   当会の活動資金として預金している670万円余りの銀行口座が
  •                   仮差押えを受け凍結される。
  • 平成16年8月7日    破産管財人が当会の団体性を否定していること及び活動資金が凍
  •              結されたことを受け、緊急総会を開催するに至る。


第2号議案 これまでの活動費の支出承認について

弁護団仲宗根忠真氏より概要次のとおり支出の内容を説明。
平成15年12月から平成16年7月までの支出の月別合計内訳は次のとおり。

 事務用品等    999,547円
 印刷代      653,325円
 通信費     4,559,292円
 雑費       468,135円
 旅費交通費   6,193,780円
 会場使用料   1,107,888円
 弁護士費用   25,750,000円
 現地調査人件費 3,945,310円
 事務局人件費  4,822,392円

 家賃        250,000円
 光熱費       27,919円

 合計      48,777,588円

  これについて、出席者全員一致で承認がなされた。なお、緊急総会につき監事の監査を経てないので仮承認にとどまる。



第3号議案 今後の当会の活動の為に必要な会費負担について

  次のとおり執行部案の提示を司会者を通じて行った。

 第1案   1〜9口5,000円、10〜15口10,000円、16口以上15,000円。

  第2案  一律に1会員1万円の年会費。

提案理由として、第1案は今後ユニ社等から金銭を回収した際の配当額との均衡を重視したものであり、第2案は1人1議決権を有することとの均衡を重視したものである等の説明をした。これについて、出席者1人を除き第2案の承認がなされた。



第4号議案 今後の活動方針について

弁護団長より香港のSFC(セキュリティー・フューチャー・コミッション)を通じて直接連絡を取り合う関係にまで親展したCCB(コマーシャル・クライム・ビューロー)や台湾調査局への捜査協力と捜査情報の提供を要請することの維持強化を図っていく等の方針表明があった
弁護団仲宗根忠真氏より香港の捜査当局が凍結している銀行預金から回収すための交渉、今後財産が発見された場合の訴訟提起と差押え、否認訴訟の裁判での法廷闘争、破産債権者集会での対応等について方針説明があった。
議長より、香港でのユニ社に対する破産申立ての方法も検討中であること等の方 針説明があった。

平成16年9月26日

           議    長   大 城 純 市

      議事録署名人      田  島   修

    議事録署名人   岡  田   洋


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