全国フォレックスジャパン
投資家救済の会員 各位
救済の会だより ＮＯ,７
2004年（平成16年）10月20日
全国フォレックスジャパン投資家救済の会代表
大 城 純 市
（公印省略）
（1）救済の会第１回総会の報告について
- 「救済の会だより�癸供廚念篤發靴討�りました当会の第１回総会が、予定どおり２００４年（平成１６年）８月７日（土曜日）午後２時３０分頃から午後４時過ぎ頃まで那覇市内のサザンプラザ海邦４階大ホールで開催されました。当日出席会員は１３２人で、委任状による代理出席分も合わせると合計で１２１４人でした。会員の約３０パーセントが総会に出席したことになります。この総会の具体的内容は、添付資料の「全国フォレックスジャパン投資家救済の会第１回総会議事録」をお読み下さい。
- 会費の負担について
この総会において、今後の活動費を捻出するために会員お一人につき１万円の年会費を負担して頂く決議がなされました。この会費の徴収方法につきましては。下記の銀行口座に振り込む方法でお願いしたいと存じます。
記
銀行名 琉球銀行 本店
種 類 普通預金口座
口座番号 ９３３−９９１
（ かわみつさとし）
名 義 全国フォレックスジャパン投資家救済の会弁護団代表者川満敏
（2）破産事件の債権者集会の報告
- 破産者株式会社フォレックスジャパンの第１回債権者集会が、平成１６年９月２７日午後２時から、宜野湾市内の沖縄コンベンションセンターで開催されまし た。
この債権者集会では、弁護士与世田兼稔破産管財人から破産に至る経緯等が報告されました。
同破産管財人は、これまで当会の存在を否定していましたが、当会の実体及び活動実績を見て、もはやこれを否定することができずに、結局は、当会の存在を認め、真相究明と、より多額の投資金の返金に向けた活動は当会に委ねざるを得 ない等と報告しております。
そして、同破産管財人は、当会がフォレックスジャパンから受領した活動資金のうちの沖縄銀行の預金残高金６００万円余に対する仮差押申立事件を取り下げる一方、破産管財人が保有している資料は必要であれば当会に提供することを約束しています。
なお、債権者集会では、届出のあった破産債権に対する認否もなされました。
当会の弁護団は会員の皆様から委任を受けていましたので、委任状を送付された皆様の債権認否の結果通知書をお預かりしておりますので、この認否書を送付致します。
破産管財人から異議の出された金額について不服がある方は、債権確定訴訟を提起する必要があります。
その他、不明なところ、分からないところは事務局宛お問い合わせ下さい。
（3）贈与金等返還請求事件における破産管財人との和解成立
- この第１回債権者集会の後、破産管財人を原告とし当会の会長個人を被告とした贈与金等返還の請求事件（那覇地方裁判所平成１６年ワ第５８４号）について、
平成１６年１０月６日に和解が成立しました。詳細は、添付の「和解調書」をご覧下さい。
要約すると、�‥�会が受領した活動資金５０７５万円をそのまま継続して活動資金として使用することを認め、�⊇召辰董�破産管財人の申立に基づいて裁判所の債権仮差押決定で凍結されていた沖縄銀行預金の活動資金６００万円余について、破産管財人は仮差押申立を取り下げて凍結を解除し、そのまま当会が使うことを認めること、�Ｃ△掘�中間配当手続きの際に、会員以外の投資被害者との平等を図るために配当金額の調整をすること等が主な内容となっています。
この和解により、活動資金の凍結の問題は解消できました。加えて、真相究明するために、破産管財人が保有している資料も提供してもらえる状況になり、一歩前進した事態になっています。
早速に、当会は破産管財人に対して必要な資料をリストアップして、提供要求をしています。実際に、既に一部の資料提供を受けています。
（4）今後の活動について
- 香港におけるユニライン社を相手とする民事訴訟の提起について
香港ＣＣＢの協力を得て凍結してもらっている資産に対して法的回収を実現するための手続きとして、香港の法律事務所に委任をして民事訴訟の提起の準備をしております。
数千万円単位の金額であり、直ちに、数十億円の金額を回収できるというものでは有りません。しかし、法的回収手続きの第一歩という重要な手続きであり、着実に手続きを進めて参ります。会員の数名に当会会員全員のために原告団になってもらい民事訴訟手続きを進めて行く予定です。その原告団の人選等については、弁護団に任せて頂きたいと存じます。
この民事訴訟の提起には、数百万円の費用が必要です。従いまして、現在ある活動資金だけでは不足することは明らかです。
是非とも、会員の皆様の年会費が必要です。
- 台湾における調査局への捜査依頼
台湾の調査局に真相究明に向けた捜査を促していますが、調査局から要求されていた必要な資料も破産管財人から入手できそうなので、この資料を調査局に提供してもっと積極的かつ強力な捜査を依頼する予定です。会長及び弁護団は、早速、台北行きのスケジュールを立てています。その渡航費用等が必要なことは言うまでもありません。
- 台湾のユニライン社との返金交渉
台湾の捜査当局の力を借りながらも、当会は独自にユニライン社と投資金残金の返金交渉及び損害賠償請求交渉を行う必要があります。
この交渉も早急に進めていく必要があります。
- 許田宏及びステファン・チエンに対する損害賠償請求について
当会は、フォレックスジャパンの顧問である許田宏とステファンチエンが詐 欺事件の首謀者であると判断しています。そこで、当会及び弁護団は、両名に
対して連帯して金１００億円を支払うよう内容証明郵便による損害賠償請求書を送付しております。
今後は、この両名に対する損害賠償請求交渉も積極的に行っていく必要があります。
- 国内における真相究明活動について
併せて、国内における真相究明活動及び投資金の返還要求等についても、捜 査機関の支援を得ながら、積極的に進めていく必要があります。
- 活動資金の必要性
このように当会が今後も積極的に活動を進めていくためには、それ相当の費用がどうしても必要です。
せっかく続けてきた当会の活動を引き続いて積極的に進めるためには、会員の皆様のご支援とご協力がないとできません。フォレックスジャパンが破綻して約１年になろうとしています。破産管財人による妨害的な行為があったにしても、それにめげず、今後、とことん頑張る決意をおりますので、会員の皆様の引き続いてのご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
（5）会員との情報交換について
- 当会のホームページについて
当会のホームページのアドレスは次のとおり変更されていますので、ご確認下さい。最近ホームぺージを更新しておりますのでご覧下さい。
新アドレス http://www.mco.ne.jp/~css/okinawa_2004jp/
- 事務局体制について
弁護士与世田兼稔破産管財人により一時活動資金が凍結されたために費用捻出ができずに入江事務局長が退任致しております。しかし、常駐の事務局
一人（崎原さん）を配置しています。従いまして、月曜日から金曜日の午前 １０時から午後５時までは当会事務局と連絡が取れるようになっています。
当会にご連絡やご質問がありましたら、事務局宛ご連絡下さい。
念のため、事務局の住所と電話番号を記載しておきます。
〒９００− 沖縄県那覇市字楚辺２５８番地２０１号
００２３ 全国フォレックスジャパン投資家救済の会事務局
（崎原さん）
TEL０９８−８３６−９９８８
FAX０９８−８３６−９９８９
草々
※「救済の会だより�癸掘廚貌栄�して送付した添付資料リスト
１ 全国フォレッックスジャパン投資家救済の会第１回総会議事録
２ 「報告書（要旨）」（破産管財人作成）
３ 和解調書
４ 経費明細書
５ 新聞切り抜き
６ 破産債権認否書（破産管財人作成）−破産債権届出をし、当会弁護団に 委任状を提出した会員に限ります。
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