ブロードバンドが広く普及し、インターネットでショップや商品検索をする・買い物をするという方も急速に増えてきました。これからもインターネットを介した情報発信・情報収集する方の比率はどんどん増えていく傾向にあるでしょう。こういったことから、多くの企業・ショップ(店舗)様がインターネットを新しい広告媒体として、商品アピール・売上げアップに取り組んでいらっしゃいます。
同時に、ホームページ制作業者(HP作成業者)の中にも、企業アピール・商品アピールなどの「広告」を意識するあまりに「見た目優先」のサイトデザイン(サイト構成)となってしまい、非常にグラフィックを多用したWEBページへと仕上げているケースも見受けられます。
確かに、まず最初に目に飛び込んでくる印象から「見た目」を意識したデザインは必要ですが、「WEBデザイン」とはグラフィック性だけを指しているのではな!ということです。WEBページ制作(ホームページ作成)は、印刷されたチラシなどの紙面広告作成とは異なり、そのページをみるユーザーの環境によって見え方が違ってきます。また、ブロードバンドが普及したとは言っても、通常の電話回線接続でインターネットを利用している方もいらっしゃいます。いくらインターネットは「新しい広告媒体」といえども、表示に時間を要してしまう重いページや、毎回そのサイトを訪れるたびに強制的にムービーを見せられるページというのは優れたWEBサイトデザインとは、言い難いのではないかと、@ちゃんぷるネットでは考えております。
グラフィックや様々なテクニックを駆使した結果が、かえってユーザーにストレスを与えてしまい、せっかくアクセスして頂いても「戻る」ボタンをクリックされたり、ブラウザを閉じてしまわれては広告・宣伝の意味がありません。このような状況ではアクセスアップはもちろんのこと、売上げアップも望めない結果へと繋がってしまいます。
また、最近ではSEO対策などで少なくなってはいるものの、大手企業や海外企業サイトなどでは、Flashと呼ばれる動的ムービー(アニメーション)によってサイト全体を制作・構築されたWEBページも見受けられますが、Flashにて制作されているページに掲載されている情報は、視覚障害者用Webブラウザ「ホームページ・リーダー」や、音声認識ソフトなどを利用した場合、閲覧不可(サイト情報を得られない)となってしまうことはあまり多くの方に認識されていないように感じています。
ユーザビリティ・アクセシビリティの必要性を叫ばれている今日、@ちゃんぷるネットでは、ホームページ(WEBサイト)は企業の情報発信の場・広告媒体として、インターネットユーザーの幅広い環境も考慮したホームページ作成・WEBデザイン(WEBページ制作)を心掛け、取り組んでおります。
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